第四期WSが終わりました。ご来場頂いた皆様、またこのブログを見ていて下さった皆様、誠にありがとうございました。
三期のWSが終わった時、喪失感が凄くて、もうこんな感情になる舞台はやれないと思って居ました。西田さんに頂いた春樹という役がとても大切で、これ以上の役もないって。
だから今年、講師の方々も一部変わり四期が始まった時、正直言って「薄い」一年になるんじゃないかと思いました。人数も多いし、男女比率もとんでもなく女の子が多いし。
月謝を毎月払って、あっさり終わっていくのかと心配すらしました。
ところがどっこい、薄いどころか怒涛も怒涛、特濃ミルクみたいな10ヶ月でした。
必死、ただ必死。
「見たことのないお前が見たい」
その言葉にどれだけ悩まされたか。それは今でも。恐らく演技をする上で一生の課題です。
そんな四期の最後を締めくくった「かかし」。
今回頂いたジーナという役は、去年の春樹とは違った意味で忘れられません。
悔しいから。まだやりたいから。
今の私じゃ無理だけど、五年後十年後にもう一度やりたい。西田さんの描くジーナに追いつくどころか超えるジーナを。
そう感じた役です。
でもこれは終わっての気持ちで、やっている最中はただ必死。やたら家族会議をしてましたね(笑)会議をする度に、絡むキャストの演技がどんどこ良くなっていって…焦ったっけなぁ。
話がとっちらかってしまいましたが、言いたかったのは、四期も三期に負けないくらい、素敵な10ヶ月だったってことです。
コメントを考えてる今だって、寂しくて仕方ない。
劇団でもない、終われば解散の仲間。二度と同じメンバーでできない作品。
そう実感した時、三期以上に寂しくて寂しくて。
でも西田さんがね、打ち上げで仰ったんです。
「お前らともう一本芝居やりたくなった。このカンパニーは終わりだけど、やりたければいつだってできるんだ。やろうぜ。良い芝居作ろうぜ!」って。
泣きそうになる程嬉しい言葉でした。
ジーナを通して今回一番受け取ったのは、「下を向くな」。去年から同じこと言われてる気がします(笑)
この作品が私達の旅立ちならば。
いつか、忘れないように。冒険の証に。
忘れないで歩いて行きます。
最後になりましたが、お客様をはじめスタッフの皆様、ドレメンの皆様、講師の皆様、一緒に駆け抜けてくれたみんな。
本当にありがとうございました。あなたに会えて良かったです。大好きです。
願わくば、また舞台の上でお会いできますように…☆